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インターネットが与えた影響とは?世の中の大きな変化を解説

1995年から2000年頃にかけて急速に普及したインターネットは、私たちの生活を大きく変化させました。インターネットの登場が世の中に与えた影響や、生み出されたコンテンツたちを解説しています。

1995年から2000年頃にかけて、急速に普及し始めたインターネット。
インターネットは、私たちの生活に多大な影響を及ぼしました。

 

そんな時代の変化の陰には、発展したものと衰退したものが同時に存在します。

 

インターネットの普及により世の中に進出したもの、そして反対に勢いが衰えたものをまとめました。
この画期的な発明により人々の生活がどう変わったのか、具体的に見ていきましょう。

 

 

インターネットの普及により衰退したもの

インターネットによりさまざまなものがデータ化され、いわゆる「アナログ」的なものは現在進行系で衰退しつつあります。
その代表的なものを、1つずつ紹介しましょう。

 

書店

 

インターネットで需要を無くしつつある書店

 

インターネット上で検索し、速く多くの情報を得られるようになったことから、それまで情報源の主流であった「本」の需要は減少しました。
その結果、実店舗の書店も少なくなりつつあります。

 

さらに近年、電子書籍やスマートフォン、タブレットも台頭してきており、本が手軽に自宅で読めるようになりました。
このことから、書店の存続はますます厳しくなると考えられます。

 

レンタルビデオ店

ストリーミングサービスやオンデマンドが一般的になり、DVDレンタル店などの需要が減少しました。
オンデマンド型サービスは、レンタル店のデメリットであった

 

  • 借りに行く手間、返しに行く手間
  • 借りたい商品が人に借りられている

 

といった点が解消されています。
このことから、より利便性の高いオンデマンドサービスが普及したことは言うまでもありません。

 

レンタルビデオ店は対策に苦慮し、スマホ周辺機器の販売や古着の販売に力を入れるなど、営業の形態を変えつつあります。

 

固定電話

 

白い固定電話

 

1993年頃から携帯電話が普及し、家に固定電話を引く必要がなくなりました。
携帯電話のメリットは、家庭ではなく個人に直接連絡をとることができる点といえます。

 

さらに、2011年頃からスマートフォンが普及したことにより、LINEやSkypeなどで連絡をとる人が増えました。
このような背景があり、固定電話の衰退がますます加速。

 

最近では契約する家庭も少なくなり、固定電話を契約しているのは会社や店舗といった公的な施設がほとんどです。

 

新聞

インターネットで簡単にニュースや情報を得られるようになった影響で、本と同様に、新聞も衰退しました。

 

また、新聞の衰退の背景には広告収入の減少も挙げられます。
近年、インターネット広告の台頭により、広告主がオンライン広告への予算を移行する傾向があります。

 

これにより、新聞の広告収入が減少しました。

 

各新聞社はオンラインでの記事作成に力を入れるなど、対策に苦戦しています。

 

インターネットの普及により発展したもの

また、衰退したものと同時に、発展したものも多く存在します。
ここからは、インターネットの普及により発展した多くのものの中から、一部のみ紹介していきましょう。

 

オンラインショッピング

 

オンラインショッピングを楽しむ様子

 

Amazonや楽天市場をはじめとするオンラインショッピングは、インターネットとともに普及した最たるものといっても過言ではありません。
欲しい物がお店に行かなくても買えるという便利さは、私たちの生活に大きな衝撃を与えました。

 

しかし、商品の中には実物を見て触ってはじめて購入を検討するべきものも存在します。
このことから、ショッピングモールや服屋が衰退するとは考えにくいでしょう。

 

SNS

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)も、インターネットとともに急速に発展したサービスの1つです。

 

TwitterやInstagramなどの登場により、会ったこともない人や大勢の人と簡単につながれるようになりました。

 

しかし、その裏にはリスクも多くあります。
SNSを利用する際には、十分注意する必要があるでしょう。

 

オンラインギャンブル

 

オンラインカジノのイメージ

 

インターネットの普及により、オンラインギャンブルのプラットフォームが増加しました。
これにより、公営ギャンブルの一部はオンラインで提供されるようになりました。

 

たとえば、オンライン宝くじやオンラインカジノなどがあります。
また、遠隔地に住んでいる人でも、インターネットを通じて公営ギャンブルに参加できるようになりました。

 

このことからも、オンラインギャンブルは以前にも増して普及したことがわかります。

 

オンラインローンサービス

インターネット上で利用可能なオンラインローンサービスが増えました。
これにより、個人や事業主は簡単に申し込みを行い、必要な金額を借りることができます。

 

ただし、オンラインで借り入れする際は、金利や返済条件を注意深く確認し、自身の返済能力を考慮する必要があります。
借金の過剰な利用はリスクを引き起こす可能性がありますので、適切な借り入れ判断をすることが重要です。

 

 

また、クレジットカードをお持ちであれば「クレジットカード現金化」という手もあります。
これはクレジットカードのショッピング枠を利用して現金を得る方法で、インターネットで全て手続きが完了するため、店頭に足を運ぶ必要がありません。

 

以前は大きな街の雑居ビル・テナントビル等にしかなく、利用できる人が限定的というデメリットがありましたが、インターネットの普及によって全国どこにいても利用ができるようになりました。
メディアサイトも多いため「自身の求めるサービスを絞り込んで選べるようになった」という点も大きなメリットではないでしょうか。

 

メディアサイトの例(外部サイト)

インターネットが及ぼした影響は幅広い

買い物、エンタメ、ギャンブル、お金、交友関係、情報収集…今回挙げただけでも、インターネットが私たちに与えた影響は多岐にわたります。

 

しかし、インターネットは便利な半面、危険性も多く潜んでいるのが現状です。

 

たくさんの情報の中から、信頼できるものを取捨選択して上手に活用していくことが大切といえるでしょう。